Home » 香港生活雑記

チャイナユニコム「跨境王」| 香港と中国で2つの電話番号を持てるデュアルナンバーSIMカードの使い方

2014年 11月 24日 コメント(2)
はてなブックマーク - チャイナユニコム「跨境王」| 香港と中国で2つの電話番号を持てるデュアルナンバーSIMカードの使い方
Pocket

香港では複数の電話会社から電話SIMカードが販売されていますが、香港と中国本土用で別々の2つの電話番号を持つ中国聯通香港(チャイナユニコム)から出ているプリペイドSIMカード「跨境王」を買ってみました。香港に出張で来られた方なら、香港と中国・深圳(シンセン)や東莞(トンガン)、広州あたりを行き来することが多いと思います。1枚のSIMカードで2つの番号を持ち、中国では中国の電話番号を、香港では香港の電話番号を使えるので、とても使い勝手の良いSIMカードとなっています。

自分用の備忘録的にも、使い方マニュアルも併せて、紹介してみようと思います。

香港と中国を行き来する人に欠かせない2つの電話番号を持つデュアルナンバーSIMカード「跨境王」

香港から中国に行くと、香港で契約する携帯会社の回線をそのまま使って、発信、着信ともに出来るのですが、香港と中国では携帯電話会社が異なり、あくまでも中国では国際ローミング扱いになってしまいます。国際ローミング扱いになってしまうと、通話料も高くなり、また、データ通信もデータローミングとなるので、余計に高くなります。携帯電話会社から届き明細書を見て、ローミング通話料の高さにビックリすることもしばしば。

そんな高い通話料を支払うのも嫌なので、香港では香港用のSIMカードを使い、一方、中国・深圳に向かう羅湖行きの電車の中では、中国で買っておいた中国のSIMカードに入れ替える、という面倒くさいことをボーダーを越える度に繰り返すことに。時々、入替用のSIMカードを忘れて出掛けて、中国で新しいSIMカードを買い直すこともしばしば。(トホホ。)

そんな悩みを解決するのが、今回取り上げる中国聯通香港(チャイナユニコム)から出ているプリペイドSIMカード「跨境王」です。

「跨境王」SIMカードには香港と中国の2つの電話番号が一枚のSIMカードに入っています。電話番号は、香港にいる時には香港の携帯番号、中国にいる時には中国の携帯番号へと自動的に切り替わるので、とても便利です。また、国際ローミングの通話ではないので、結構安い通話料金で、香港・中国の両地で通話することが出来ます。

また、香港にいても中国の電話番号で着信、中国にいても香港の電話番号で着信を受けることが出来ます。香港にいても、中国の携帯番号が持てることは結構便利なのではないでしょうか?

「跨境王」SIMカードのもう一つのメリット – 中国で自由にインターネット接続

「跨境王」SIMカードには、もう一つ大きなメリットがあります。それは、中国内でも自由にインターネット接続が出来ることです。

ご存知のように、中国ではネット検閲があり、主立ったソーシャルメディアであるFacebook フェースブックやTwitter ツイッターに接続することが出来ません。また、最近ではLINEやインスタグラムも規制対象になり、中国からは見ることが出来なくなりました。このように、中国からは日本や香港にいるように、インターネットを自由に使うことが出来ません。

しかし、中国聯通香港(チャイナユニコム)のプリペイドSIMカード「跨境王」を使って、ネット接続すると、中国からでもFacebook フェースブックやTwitter ツイッターに接続することが出来ます。これはチャイナユニコムの「跨境王」を使い、中国でインターネット接続する際は、ネット規制の無い香港の回線をデータローミングで使う設定となる為、中国からでも自由にインターネットが出来るのです。

また、テザリング出来るスマートフォンを使っていれば、パソコンからでも、中国から自由に制限なくインターネット出来ます。

チャイナユニコムのデュアルナンバーSIMカード「跨境王」を購入

香港で、デュアルナンバーSIMカード「跨境王」を買う

「跨境王」SIMカードは、香港内にある「中国聯通 China Unicom チャイナユニコム」のショップや「7-11 セブンイレブン」や「サークルK」で購入することが出来ます。

「7-11 セブンイレブン」であれば、香港中の至る所に有りますし、香港国際空港にもあるので、とても買い求め易いのではないでしょうか?

なお、お値段は、120香港ドルとなっており、66香港ドル分の通話料が含まれています。

日本で、デュアルナンバーSIMカード「跨境王」を購入する

日本から香港・中国へ出張や旅行で出掛ける前に、日本でも「跨境王」SIMカードを買っておくことが出来ます。
日本でシムカードを買っておけば、事前に現地で連絡出来る番号も分かり、日本の携帯電話をそのまま使ってローミングするよりも安い通話料で済ませることが出来ます。

あと、注意が必要なのが、日本の携帯電話はSIMロックがかかっており、そのままでは「跨境王」SIMカードを含む、海外のシムカードを利用出来ないことです。なので、事前にシムフリーの携帯電話も併せて買っておかないといけませんね。個人的にはXperia Z3 Compactが欲しい、今日この頃です。

「跨境王」デュアルナンバーSIMカードを使う

電話を開通する

パッケージを開封すると、SIMカードが入っています。通常サイズとMicroサイズのどちらかで利用することが出来ます。シムカードを電話に差し込むしばらくすると、電波をつかんで「Unicom」の表示が出て来ます。そして、どこかに電話をすれば、開通。アクティベーション完了です。チャイナユニコムからもアクティベーション完了のショートメッセージが電話に届きます。

デュアルナンバーでない他の香港か中国のどちらかでしか使えないSIMカードよりは若干高くなりますが、香港・広東省だと、着信・発信ともに0.45香港ドルとなっています。

香港と中国の電話番号はシムカード台紙に記載されています。

通話料 (毎分・香港ドル) 着信 発信
香港へ 中国へ マカオへ 日本へ
香港 0.45 0.45 0.45 0.45 + 0.20/6秒 0.45 + 0.80/6秒
中国・広東省 0.45 0.45 0.45 0.45 + 0.20/6秒 0.45 + 0.80/6秒
中国・その他 0.60 0.60 0.60 8.60 8.60
マカオ 1.50 1.50 1.50 0.80 8.00
日本 3.80 14.00 14.00 14.00 14.00

※「跨境王」SIMカードの初期残高は66HKD。
※ アクティベート後は月額維持料金 6HKDが自動的に引かれていきます。
※ 国際発信は +(国番号)(地域番号)(電話番号)
 但し、中国から香港は (10193)(00852)(電話番号)

インターネット接続を設定する

APNの設定を以下のように行います。

項目 記入内容
APN 3gnet
ユーザー名 空白
パスワード 空白

また、中国で利用するには、データローミングをオンにする必要があります。

インターネットは、設定が出来次第、2香港ドル/MBの従量制で利用することが出来ます。
また、従量制の他に、割安な料金で利用出来る1日パス、7日パスと1ヶ月パスのパッケージが用意されています。

1日パス、7日パスと1ヶ月パスは、特定番号を電話発信と同じように入力、発信することで利用開始できます。例えば、1ヶ月パスを利用するのであれば、「*118*431#」 と押して、発信します。すると、確認のSMSが届き、利用開始できます。

なお、1日パスと7日パスは、期間が過ぎると自動的にプランが解除されますが、1ヶ月パスは自動更新されます。もし、解除するのであれば、開始時と同じ要領で 「*118*430#」 と押して発信し、解除する必要があります。

プラン データ通信料
(香港・中国)
開始コード 備考
標準料金 2香港ドル/MB 不要
設定完了と同時に開始
下記パスの利用超過分にも適用
1ヶ月パス 35香港ドル/100MB *118*431# 自動更新
解除するには *118*430#
1日パス 38香港ドル/300MB *118*441# 翌日 00:00に自動解除
7日パス 78香港ドル/500MB *118*500# 7日後 00:00に自動解除

「跨境王」デュアルナンバーSIMカードの残高を確認する

数日も利用していると、あとどれだけの金額分を利用できるのかが分からなくなり、残高を確認したくなると思います。残高の確認も、「*118*35#」と押して発信して、確認出来ます。発信した後、受付された旨の表示が出るので電話を切ります。

すると直ぐにショートメッセージが届き、「現在の残高」(帳戸餘額)と「有効期限」を知らせてくれます。

「跨境王」デュアルナンバーSIMカードの残高をチャージする

残高を確認して少なくなってきたり、有効期限が近づいてきている場合は、チャージする必要があります。

「跨境王」デュアルナンバーSIMカードにチャージするには、香港のセブンイレブンでチャージカード(実際はレシート)を買うか、チャイナユニコムのウェブサイトからクレジットカード、PayPalでチャージすることが出来ます。

香港のコンビニでチャージする

香港のセブンイレブンのレジで、中国聯通香港(チャイナユニコム)のチャージをしたい旨を伝え、代金を渡します。

他の電話会社のチャージカードも扱っているのと、ややこしいことに中国本土の「中国聯通 チャイナユニコム」と香港の「中国聯通 チャイナユニコム」とで別々の扱いのようで、はっきりと「香港聯通」のチャージと言う方がいいです。

金額は50香港ドル、100香港ドルから選べます。

レジで言うとすれば、こんな感じでしょうか?

要增值香港聯通一卡兩號電話卡、一百蚊
yiu jang jik heung gong luen tung yat ka leung ho din wa ka yat baak man
イゥ ジャンジッ ヒョンゴン ルュントン ヤッカー リョンホウ ディンワァ カー、 ヤッパッ マン。
香港のチャイナユニコムのデュアルナンバーSIMカードのチャージをしたいです、100香港ドル分です。

すると、チャージカードではなく、チャージをするための情報を記載したレシートを渡されます。

このレシートを手元において、チャージするSIMカードを使用している携帯電話からチャージする手順は以下の通りです。

「6611 0011」に電話する
2 (英語) を押す
1 (番号をリチャージ) を押す
レシート上部に記載の「密碼」の右側にある19桁の数字を入力する
# を押す
1 (確認) を選択する
チャージ完了のメッセージが流れるので電話を切る
ショートメッセージSMSでもチャージ完了のメッセージが届きます

なお、中国本土でも人民元建のチャージカードを購入、利用できるそうですが、未確認です。

クレカでウェブサイトからチャージする

コンビニでチャージする他に、チャイナユニコムのウェブサイトからクレジットカードを使ってチャージすることも出来ます。98香港ドルで100香港ドル分のチャージが出来るなど、2%の割引があるようです。
チャイナユニコムのウェブサイトに移動します。( http://hk.chinaunicom.com/ )
真ん中に表示されている「手機/上網卡繳費增值」内にある「聯通手機號碼」と「再次输入」の2箇所に8桁の「香港電話番号」を入力します。
「點擊充值」ボタンを押します。
次の画面で、チャージする金額を選んで「確認」ボタンを押します。
クレジットカード(Visa/Master)、銀聯カード(ユニオンペイ)、PayPalから決済方法を選び、「確認」を押します。
画面の指示に従い、決済情報を入力します。

チャージ額に応じて有効期限が延長

シムカードにチャージすることで、チャージ金額に応じた日数分、有効期限が延長されます。

チャージ金額 有効期限延長日数
50香港ドル 90日
100香港ドル 180日
300香港ドル 360日
はてなブックマーク - チャイナユニコム「跨境王」| 香港と中国で2つの電話番号を持てるデュアルナンバーSIMカードの使い方
Pocket

こちらもどうぞ:関連していそうな記事

こんな記事もあります:ランダムピックアップ!

環保袋争奪戦 | Garden エコバック
早朝限定!百佳超級市場での環保袋争奪戦
香港でアフタヌーンティ!
香港に来たら一度は是非とも行きたいアフタヌーンティのお店リスト
prayforjapan
日本、加油!東北、加油!|東北地方太平洋沖地震の香港での募金活動

2 件コメントがあります。 »

  • sato hiroaki :

    どんなサイトより使い方が詳しく記載されており、渡航前の悩みが解決できました。
    感謝申し上げます、ありがとうございました。

  • hamu :

    来月から3か月ほど中国に行く予定で、SIMカードを探しているのですが、わからない事が多くて・・・でも、詳しく記載して頂いていたので、非常にわかりやすかったです。
    その中で2点ほどお教え下さい。
    1,1か月パスが100MBと非常に少ないのですが、これを超えた場合はチャージすれば良いのでしょうか。それとも従量制に自動切り替えですか?

    2,チャージ額に応じて有効期限が延長・・・とありますが、これはSIMカード自体(電話番号)の有効期限で、データ通信の有効期限(例えば、7日パス→90日)という事とは違いますよね?

    お手数ですが、ご教示頂けると幸いです。
    宜しくお願い申し上げます。

コメントをお願いします!

下記フォームからコメントできます。
あなたのサイトからトラックバックすることもできます。
このコメントをRSSで購読することが出来ます。

これらのタグを利用できます。:
<a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>