上環・太平山街にある茶餐廳で食べる名物「豬扒飯」 | 科記咖啡餐廳
香港島の上環からちょっと山側にのぼり、ハリウッドロードを少し上がったところにある太平山街(Tai Ping Shang St)までやって来ました。
太平山街では昔からある古い建物である唐楼をリフォームしたカフェやギャラリーといった様々なお店が増えてきていて、最近、要注目の通りです。
でも、そんなオシャレそうなカフェとかギャラリーとかと関係無い雰囲気満点の茶餐廳「科記咖啡餐廳」でご飯してきました。
写真の右後方を通っているのが荷李活道(ハリウッドロード)で、文武廟から100メートル少し西に向かった位置にあります。住所が荷李活道(ハリウッドロード)となっていますが、面しておらず、少し路地の中に入ったところにあり、ちょっと分かりづらいかもしれません。
このレストランの界隈には、廟がいくつか有り、なかなか趣のあるエリアです。
まずは店内に入って席につきます。店内には6席ぐらいしかなく、広くはなく、家族経営の茶餐廳という感じです。(実際、そうらしいです)
何を食べようかな、と店内の壁に掲げられたメニューを見ます。
ちなみに、このレストラン、香港の食べログ的サイトOpenriceでも評判で、看板メニューは「豬扒」ポークチョップだそうです。
ということで、「豬扒飯」ポークチョップご飯、と「豬扒包」ポークチョップ・サンドウィッチをそれぞれセットで注文してみました。
お値段は、セットでそれぞれ48香港ドルと37香港ドル。
まずは、熱奶茶(ホット・ミルクティー)、熱檸茶(ホット・レモンティー)が出て来ました。
他の茶餐廳と違うのが、砂糖が入ったポットがテーブルにないということ。そして、レモンティーをよく見てみると、なんかカクテルみたいに透明の層と、お茶の層と分かれています。透明になっているコップの底には、砂糖が入っていて、溶けずに残っています。これを溶かして、混ぜていただくようです。
ミルクティも砂糖が既に入っているようで、混ぜると甘くなったのですが、個人的にはもうちょっと甘さが欲しいところ。わざわざ砂糖を頼まないとならないのが面倒で、結局、砂糖少なめでいただくことにしました。
このレストランの看板料理「豬扒飯」ポークチョップご飯です。
骨付きの豚肉が食べ易い大きさに切られて、ご飯に乗っかっているだけの簡単な料理です。豚肉を口にしてみると、オイシイ!お醤油、砂糖、お酒、ごま油などで作られたタレの味、そして、豚肉自体の味、となかなかシンプルな料理ですが、美味しくて、ついついレンゲを持つ手が止まりません。
続いて、「豬扒包」ポークチョップ・サンドウィッチです。こちらは「豬扒飯」でご飯にのっていた豚肉がトマトと一緒にバンズに挟まれて出て来ました。こちらはトマトの新鮮な味とも良く合い、直ぐに食べきってしまいました。んー、サンドイッチ1つだとボリューム不足で、「あと一つ!」と追加で頼みたくなってしまうところです。
ずっとお客さんが途切れずに入って来て、ずっと満席のままで、香港の人からの人気の高さが伺えました。
今日いただいたメニューの他に、厚切りのトーストと凍檸茶(アイス・レモンティー)もお勧めメニューとのことなので、また試してみようと思います。

上環蘇豪荷李活道200號J-K舖
Shop J-K., 200 Hollywood Road, SOHO, Sheung Wan
☎ 2546 8947
月曜 – 金曜:07:00 – 16:30
土曜:07:00 – 15:30
日曜・祝日:休業
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