香港ミシュラン一つ星 レストラン「鼎泰豐」で味わう美味しい小籠包
尖沙咀にあるミシュラン一つ星レストランにもなっている台湾料理の「鼎泰豐」(ディンタイホン)に行ってきました。鼎泰豐は小籠包(ショーロンポウ)を看板料理とする台湾のレストランです。
本場・台北にある鼎泰豐にも行ったことがあるのですが、正直、香港の鼎泰豐の方が美味しかったです。おそらく香港のお客さんの厳しい評価にさらされて、お料理やサービスの質が向上されたんでしょうね。
ミシュランレストランだからなのか、それとも普通に美味しいからなのか、平日の晩の時間だったのですが、沢山のお客さんが順番待ちをしています。
晩の7時過ぎに札をもらったのですが、20番待ちでした。
お店の前で仕方なく、時間を過ごします。
待つこと、1時間近く。8時前に順番が回り、テーブルに案内されました。
注文は、この注文用紙に個数を記入して行います。写真がばっちりついたメニューブックも用意されているので、どれがどのお料理か分からず、注文で困ることはないです。こういったお店は外国人でも安心して食事できますね。
まずは前菜。
奥に見えるのが、「什錦豆乾絲」(35香港ドル)。手前にあるのが「原味水晶肉」(55香港ドル)です。
什錦豆乾絲は、豆腐と昆布の細切りのお酢和えで、食事を始めるのにちょうどいい一品です。原味水晶肉は、夜上海で食べた鎮江肴肉(豚すね肉の煮こごり)と一緒ですね。ぷるぷるとした質感とちょうど良い塩味でこれもなかなかの一品です。
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早速ですが、今日のメイン料理、「特色小籠包」(50香港ドル)がやって来ました。これはスタンダードな小籠包ですが、蟹みそ入り(78香港ドル)、黒トリュフ入り(168香港ドル)もあります。
蒸し立てほやほやのセイロにはツヤッツヤッでプリップリッの可愛い小籠包が6つ入っています。
小籠包にはテーブルにある黒酢をつけていただきます。色が一緒のお醤油と並んでいるので間違わないでね。
千切りされたショウガの入った小皿があるので、これに黒酢を入れて、小籠包をつけていただきます。小籠包は熱々が美味しいのですが、中には熱々の肉汁があるので、食べる時には口の中をやけどしないように気をつけて下さい。最初に、ねじっている頭の部分をかじって穴を開け、ちょと肉汁を吸ってから、パクッと食べるようにいつも言われています。
次のセイロは「香菇素餃」(52香港ドル)です。しいたけとお野菜の餃子です。これも奇麗に6つ並んで出て来ました。鼎泰豐の餃子はホント奇麗に包まれ、蒸されていて、丁寧な仕事をされているのが分かります。こういうところがミシュラン的にもポイント高いんですかねぇ。
香菇素餃の中には、お野菜と椎茸だけで、お肉が入っていないので、ちょっと物足りないと思いきや、ベジタリアンな具だけでも十分に味があって美味しい餃子でした。
お野菜に「蒜蓉通菜」(45香港ドル)を注文しました。通菜は空心菜とも呼ばれるお野菜で、茎の部分が空洞になっていて、シャキシャキとした食感が特徴的です。ここではにんにくで炒められて出てきました。
それにしても、緑色が鮮やかですねぇ。
あと、台湾と言えば、牛肉麺も有名ですよね。ということで、「紅焼牛肉湯麺」(62香港ドル)も注文しました。醤油ベースの甘めの味つけのスープになっています。結構、これは食べ易いお味ですよ。
そして、麺の上にゴローンッとのった、いかにもコラーゲンぷるぷるな牛肉。よく煮込まれていて、口の中でホロホロにほぐれていきます。
そして、ご飯モノも食べたいなと思って、「葱花蛋炒飯」(42香港ドル)も頼みました。まぁ、普通のタマゴ炒飯なのですが、これも絶妙な塩加減でなかなか美味しい一皿でした。さすが、香港ミシュラン一つ星のレストランなだけあります。
値段もお手頃で味も確かなミシュランレストランということで、ここはいつ来ても安心して食べることのレストランです。ということもあり、いつもお客さんで一杯なので、30分〜1時間ぐらい待つのがザラなんですけどね。まぁ、H&Mとか色々入っているショッピングモールの新港中心 Silvercordに入っているので、誰かが順番待ちしている間に、ちょっとお買い物〜!とかいう連携プレーが出来れば問題なしのレストランです。
鼎泰豐 Din Tai Fung
尖沙咀廣東道30號新港中心3樓130號
Shop 130, 3/F, Silvercord, 30 Canton Road, Tsim Sha Tsui
☎ 2730 6928
あと、銅鑼湾にもあります。
鼎泰豐 Din Tai Fung
銅鑼灣怡和街68號地下
G/F, 68 Yee Woo Street , Causeway Bay
☎ 3160 8998
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