老舗「蓮香楼」で見つけたオススメの香港土産とは?
中環(セントラル)の住所ながら、ほぼ上環(ションワン)にある老舗レストラン「蓮香楼」に朝の飲茶にやって来ました。
フロアはこんな感じでごった返す程、めちゃくちゃ人気。
【夕食メニューはこんな感じ】
上環にある昔ながらの茶楼で食べる広東料理 | 蓮香楼
美味しい点心でお腹を満たして、1階のエントランスに下りると、横に「蓮香老餅家」と書かれたカウンターが目に入ります。ここでは、月餅とかの焼き菓子やお茶を買って帰ることが出来るようです。
ちょうど今から友人宅にお邪魔する予定だったので、手土産にするお菓子を物色することにしました。
でも、目に留まってしまうのは、焼き菓子ではなくて、この表示。
「蓮香茶盅套装 毎套$60元正」 (蓮香お茶器セット 1セット60香港ドル)
ここの茶器は、店名にも入っている蓮の花が描かれており、店名も書かれているので、香港に来て、蓮香楼で食事した記念に買って、お土産にするのにはちょうど打ってつけです。
上環には中国茶葉屋さんも沢山あるので、そこでお茶を買って、蓮香楼の茶器でお茶をいただく、なんて良いじゃぁないですか?
で、早速お買い上げ。
友人宅への手土産のお菓子も一緒に買いましたよ。
では、早速、「蓮香茶盅套装」(蓮香お茶器セット)を開けて、見ていきたいと思います。
こんな感じで、小さい湯飲みが4つと、その下皿。あと、急須代わりに使うちょっと大き目の蓋碗(ガイワン)が1組入っています。
まずは、湯飲み。
蓮の絵が描かれた素朴な湯飲みで、結構かわいいです。
で、こちらが急須代わりに使う蓋碗(ガイワン)。
湯飲みよりも大ぶりのサイズで、このフタとセットで使います。
使い方なのですが、中に茶葉とお湯を入れて、フタをずらして、茶葉はフタで中に残したまま、お茶だけを湯飲みに注ぎます。
蓮香楼でもこれでお茶を出してくれるのですが、文章で書くようにはうまく出来ず、茶葉はボロボロ湯飲みに注ぎ出てくるわ、お茶は湯飲みの外にドバドバこぼれ出るわ、と使いなれるまでは、普通の急須に戻りたいと嘆くこと必至です。
茶器セットとは別にこんな感じのおやつを買ってみました。
左から、黒ごまゼリー、キンモクセイゼリー、マンゴープリン、たまごボーロ的な焼き菓子。
芒果布甸 マンゴープリン
香港スイーツの定番、マンゴープリンです。
中にはしっかりマンゴーの果肉も入っていて、マンゴーの味を堪能することができます。
桂花糕 キンモクセイゼリー
キンモクセイとクコの実が中に入った透明で涼しげなゼリー。
ひと口入れると、キンモクセイの爽やかな香りが口から鼻にひろがっていきます。さっぱりとした後味で、ついついパクパク食べちゃいます。
芝麻糕 黒ごまゼリー
なんだか、色がくすんでいて、ぱっとしないんですが、黒ごまたっぷりの黒ゴマゼリーです。口に入れた途端、ゴマの香りと味に、口中を占領されてしまいます。ゴマ好きにはたまらない一品となっています。また、ゴマは体に良い成分を沢山含んでいるので、健康食品の位置づけで食べてみるというのは、いかがなもんでしょうか?
たまごボーロ的な焼き菓子
見た目そのままの素朴な味わいで、お茶請けにピッタシでした。
まぁ、別に香港らしさは、無いんですけどね。
ちょいと嵩張るかもしれませんが、ここ、「蓮香楼」の茶器セットは、手頃な価格だし、中国茶とセットにして、良い香港土産になるんではないでしょうか。
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蓮香楼 Lin Heung Tea House
G/F.,Wellington Street,Central
中環威霊頓街160-164号
2544-4556
蓮香老餅家(持ち帰りカウンター)の営業時間は、8:30-21-00となっています。
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