ビクトリア公園の年宵花市に行ってきました。2012
さてさて、今年も年の瀬で賑わう香港島・銅鑼湾(コーズウェイベイ) ビクトリア公園で開催されている恒例の「年宵花市」(フラワーマーケット)に行ってきました。
◆春節花市(フラワーマーケット)
期間:1月17~22日 18時~21時ごろまで(23日にかけては朝方まで)
場所:香港島サイドのビクトリア公園をはじめ、九龍サイドの旺角花墟などその他12個所で開催。
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あいにく、小雨の降ったこの日は旧暦の12月28日。中国の風習ではこの日に大掃除をして1年の汚れを綺麗に落としてしまうそうです。
そして翌大晦日にかけて、この花市へ足を運ぶ人がどんどんと増えていきます。大晦日の花市はまさにごった返しで動きも取れないほどだそうですが、年越しのカウントダウンもこの花市で過ごす人も多いそうです。年越しに朝方まで営業しいるのはそのためのようですね。
それでは、大晦日の前日のビクトリアパークの様子をレポートします。
花市とはいえ、会場の3分の2が屋台で占めており、縁日さながらの盛り上がりを楽しむことができるこの時期だけのイベントです。
銅鑼湾駅からの公園入り口を入ると、すぐに屋台がお出迎え。碗に入ったウイロウ砵仔糕(ブッ・ジャイ・ゴウ)の売り場。よく売れているようです。
ほかにも、昔ながらの駄菓子がイロイロ売られていました。
つまーんない味だろうな、とはおもうのですが、伝統のあるお菓子が売られているというのが趣があっていいですね。
こちらは、政党の出展ブース。政治風刺グッズなんかを販売してPR活動をしているそうです。
会場でいくつか見かけた実演販売。これ、2年前にもまったく同じものを見みましたヨ!ほかにも、洗剤の実演販売もあったり…。自由やなぁ。
しょうもないグッズもあちらこちらに。こちらではキリンが集団でブラブラ~!
iPhoneアプリのアイコンを模したプリティクッションが目を引きました。いやいや…ちょっと欲しいけど、買わへんで!
いい感じの手芸品の風車。風車は運がぐるぐると巡る、といった意味合いで縁起が良いそうです。
垢抜けたイマドキの熊手、でしょうか。よく売れていたようです。たぶん30ドル(約300円)くらい。
ようやく、お花売り場のエリアへもやってきました。
金運がアップするといわれる金柑の木。実が沢山あるほど良いそうです。
元旦の日にちょうど頃合になるお花を求めて、みなさん一生懸命選んでいるようです。
毎年この花市でたくさんの美しい蘭の花々を見れることが、けっこう楽しみになっています。綺麗ですね。
“香港製造 Made In Hong Kong ” の表示。中国本土産や輸入されたお花も多いのでしょうか。やはりここは香港製造のものを買いたいところです。
小雨の中、桃の花や菊の花など沢山の人がお花を手に会場を見て回っているようです。
たっぷりゆりの花をかかえた、おばあさん。赤いつぼみのグラジオラスのお花も購入中のようです、持てる?
リプトンのブースがあり、新発売の凍頂烏龍茶ミルクティーの試飲キャンペーンをしていました。大盛況のようです。
中国では縁起がいいとされる菊の花も、切花でいろんな色が売られていました。1本10ドル(約100円)ってけっこうお安いのかな?
晩御飯を済ませて、もう一度会場へいくと、もう23時を過ぎているにもかかわらず、よりいっそうたくさんの人出が!
近くのミニバス乗り場では「今夜は朝4時までバスあるよ」というやりとりが聞こえました。大晦日の前の日でこの賑わいとはすごいですね…
香港人の友人いわく、大晦日はまず花市に行かないよ。とのこと、なっとくです。
ともあれ、この時期に香港へ起こしの際はぜひ足を運んで欲しいイベントです。
◆春節花市(フラワーマーケット)
期間:1月17~22日 18時~21時ごろまで(23日にかけては朝方まで)
場所:香港島サイドのビクトリア公園をはじめ、九龍サイドの旺角花墟などその他12個所で開催。
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