陸羽茶室 Luk Yu Tea House | 老舗飲茶でレトロ香港なひとときを。
「そういえば、有名なお店なのにまだ行ってなかったなぁ。」ということで行ってきたのは、飲茶の老舗 「陸羽茶室 Luk Yu Tea House (ロッユーチャーサッ)」。
歴史あるお店として有名なだけでなく、もう10年近く前になる2002年11月30日、このお店の常連客であり、当時香港の大富豪として知られていた林漢烈さんという方が、このお店に来ていたときにマフィアに拳銃で2発頭を打たれて亡くなるという、平和ボケしている日本人にとっては衝撃的な事件が起きたことで有名なお店でもあります。
場所は違いますが、近い事件で言うと2009年ごろにもマフィアによる暗殺事件があった記憶があります。こんなお話って香港映画の中だけかと思っていたのですが、香港マフィアってまだまだ現役なんですねぇ。
さて、そんな中々パンチの効いた事前情報をふまえて、期待しながら “まさに香港” な飲茶のお店に行ってまいりました。
セントラル(中環)駅のD2出口を出て大通りへ。
「COACH」のある横断歩道へ出ます。
そのまま横断歩道を渡って直進、1ブロックすすんで1つ目の角を右折すればお店のある「士丹利街(スタンレーストリート)」に入ります。
まっすぐ看板が見えるまで進んでいきます。
入り口にはターバンを巻いたインド人らしきボーイさんがいて、ドアを開けてくれます。
なぜインド人?とおろおろしてしまい、写真を撮るのを忘れてしまいました。
なんだかもうレトロな雰囲気が感じられます。
ずっとこの昔ながらの食器を使っているんでしょうね。
レトロな印刷物が好きな私にはなかなかグッときます。
藁半紙のような注文用紙。
漢字のみの表記なので分かりそうなメニューを注文。
お値段は庶民的なお店よりも1.5倍以上はしている様子です。
なかなかしっかりしたお値段です。
たくさん注文したい衝動をおさえつつ、ここは飲茶の基本:1人で2品、にのっとって2人で4品を注文。
お店の雰囲気は、さすが高級老舗といったかんじ。
テーブル間のスペースがそれなりにあるので窮屈でなく、また騒がしさもなくて落ち着いて飲茶を楽しめました。
壁掛け時計や、内装のあちこちにレトロな趣を感じることが出来て楽しかったです。
店員さんはあまり笑顔はないものの、丁寧でこまめな対応でした。
まずやってきたのは大振りの牛肉シューマイ。
けっこう1つが大きめなのですが、写真だと分かりにくいですね。
あつあつをホフホフいただきました。
これ、すごくおいしかった!
バナナあんが入った揚げもち。
甘さ控えめでおいしい。これもけっこう大振りです。
サクサク衣のタロイモコロッケ。
サクっとしたあとに、タロイモのしっとりした触感が美味です。
大好き、海老の蒸し餃子。
こちらもしっかり大振りのエビがごろんと入っていて、プリプリした触感がおいしかったです!
庶民的な飲茶の味や喧騒に馴れてきて、すこし飲茶に飽きを感じていた私にとっては、飲茶の美味しさや楽しみ方を改めて感じさせてくれるお店でした。飲茶ってこんなにおいしいんだなぁ。またいきたいおススメめのお店です。
※メニューは定期的に変わっていくそうなので、こちらの記事のメニューも変わっているかもしれません。
■陸羽茶室 Luk Yu Tea House
住所:G/F, 24 Stanley Street, Central
中環士丹利街24號地下
電話:2523-5464 営業時間:07:00~22:00
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