金榜江南川菜館 その1.
お手頃な価格帯のパッケージ・ツアーでよく利用されるパンダホテル-悦来酒店。
場所が尖沙咀や中環といった中心部から少し離れた「荃湾」(ツェンワン)にあり、初めての旅行者には思い通りに行動できないかも?という印象を持たれているかと思います。
そんな方に、役に立つパンダホテル周辺の歩き方を紹介していこうと思います。
今回は、パンダホテルの1Fに入っているレストラン【金榜江南川菜館】を紹介します。
店名に「川菜」とあるようにピリ辛!四川料理と江南料理を楽しむことができます。
[caption id="attachment_1018" align="alignleft" width="150" caption="金榜江南川菜館 | 入口はこちら。"]※江南川
中国では各地域を漢字一文字の略称で表すことが多いのですが、「川」は四川を示す略称です。
四川の他に辛い料理で有名な地域としては、湖南の「湘」、雲南の「滇」が挙げられます。ですので、レストランの名前に「川」「湘」「滇」の字が入っていないかどうか、ピリ辛が大好きな方は注意してみて下さい。残る「江南」が意味するところは、中国のど真ん中を貫く揚子江(長江)の下流にある江蘇省、浙江省、安徽省の辺りを示します。でも、ここら辺の料理はあまり辛いという訳ではありません。この地方の料理に欠かせないのが、鎮江(ちんこう)の酢と紹興(しょうこう)の酒。このレストランのメニューにも「糖醋魚」(文字通り訳せば、砂糖とお酢の魚。酢豚の魚版て、感じですかね。)がちゃんとラインナップされています。

安心してお料理を楽しめそうです。
[caption id="attachment_1019" align="alignleft" width="150" caption="金榜江南川菜館 | 菜単 メニュー"]

[caption id="attachment_1023" align="alignleft" width="150" caption="金榜江南川菜館 | 套餐 セットメニュー"]

んーー、と考えて「005」のセットメニューに決めました。
まずは、前菜っぽく、「雲片白肉」からお箸を進めることにします。
「雲片白肉」は、ゆでた豚肉の薄切りをニンニク胡麻ソースでいただく、四川料理の代表的な前菜です。
あー、辛っ!
次に、「官保鶏丁」。鶏肉とカシューナッツ炒めです。
こちらもなかなかピリッと辛いですが、美味しいです。
次のお料理は、「洋葱牛肉絲」。玉ねぎと牛肉の細切りの炒め。
これはちょっと甘めの味付け(オイスターソース)と玉ねぎの甘みで、先ほどまで続いていたピリ辛な舌を休ませてくれる丁度いい箸休めになりました。
「金榜江南川菜館 その2.」へ続きます。
【金榜江南川菜館】
荃灣荃華街3號
悅來酒店悅來坊商場地下G7-G10號舖
☎2407 9887
[...] 「金榜江南川菜館 その1.」の続きです。 金榜江南川菜館 | 銀絲巻金榜江南川菜館 | 銀絲巻次々と料理は運ばれてきます。 今度運ばれてきたお料理は、ふかした細長いお饅頭です。 [...]
[...] 【パンダホテル周辺のお店情報】 金榜江南川菜館 その1. / 泰皇 | THAI KING (タイ料理) / 覇王山荘 KING’S LODGE / 上海婆婆 – Shanghai Po Po [...]
コメントをお願いします!