情人節 – バレンタイン・デー
情人節 – Ching yan jit
【名】香港男性が香港女性に花束を贈る日。2月14日。
情人は「恋人」を意味する。
ただ、この花束は彼女に会って直接渡すではなく、彼女がどれだけ愛されているかを周りの人に周知徹底する為に、彼女の職場に「わざわざ」送りつけるシステムとなっている。
職場では当日花束が来る・来ない、花束が来たとしても、花束の大きい・小さいで、女子の間で静かな激しいせめぎ合いが勃発することも想像に容易い。こういう事情を受けて、花束を贈ってくれる彼氏がいない女性が自分宛に職場まで花束を自分でワザワザ買って送る事例も報告されている。
ただ、個人的にではあるが、花束の大小よりも、愛情の大きさや深さが本質的な点であることは忘れたくないものである。
ところで、この記事を書いている、今年、2009年のバレンタイン・デーについてふれておこうと思う。
2009年はバレンタイン・デーが土曜日ということもあり、当日2/14に彼女のオフィスに花束を届ける件数は例年より少なくなっているとの報道がある。確かに当日街中では両手一杯の花束を抱えたカップルをよく見かけることが出来た。
なお、生花の価格は例年より高騰しており、平均1割近く値段が高くなっているようで、11本入り1束で600香港ドル(7,200円相当)から800香港ドル(9,600円相当)の値段となっているようだ。但し、今年は昨年2008年9月の金融危機の影響を考慮してか、1束70香港ドル(840円相当)のミニ花束も見かけることが出来る。
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